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犬のワクチンはどのようなもの?
- ワクチンは体内に免疫を人工的に与えることで感染症を防ぐ予防法です。
生まれたばかりの子犬は母親の母乳を飲んでいるうちは移行抗体によって守られています。
この抗体はあらゆる病気に対して免疫物質を多く含んでいます。
母乳から離乳食に変わると免疫物質が薄れ様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
そこでワクチンを投与することで病原菌に対する防御機構免疫を作ります。
いつワクチンを打つべきですか?
- 移行抗体は数週〜4ヶ月ほど残りますが、この移行抗体がある時期にワクチンをしても免疫は得られません。
そのため移行抗体がなくなる 2〜4ヶ月の間に2〜3回ワクチンを接種します。
ワクチン摂取は何種類あるの?
- 狂犬病予防法で法定ワクチンとして、ワクチン接種が義務付けられており、必ず受けなければなりません。
その他に、2種混合ワクチン…犬ジステンバープラス犬パルボウィルス感染症の2種。
5種混合ワクチン…2種と犬アデノウィルス2型感染症、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザを加えた5種。
7種混合ワクチン…5種とレプトスピラ病(黄疸出血型)、レプトスピラ病(カニコーラ型)を加えた7種。
8種混合ワクチン…7種とコロナウィルス感染症を加えた8種。
9種混合ワクチン…8種とレプトスピラ病を加えた9種。
上記の混合ワクチンの種類が一般的に行われているワクチンです。
ワクチンの料金はどれくらいかかるの?
- 平均の料金価格ですが、2〜4種混合ワクチンの場合6000円〜程度、5種で7000円、8種では8000円程度が平均です。
ワクチンには必ず効果がありますか?
- ワクチンを接種することにより感染症を防ぐことはできますが、絶対とは言えません。
薬の代謝が悪くなり、その効果があまり発揮されない可能性も無いとは言えないからです。
感染症は100%外部要因によるものだからです。ワクチンによる抗体は1年で切れてしまいますから1年後にまた接種しなければなりませんが、その接種をしていないために感染している犬との接触での発症などは色々な場面で考えられます。お散歩の時に接触したり、ドッグランで遊ばせている間に起りうることなのです。ですので「万一に備えたもの」と言った方がよいかもしれないです。
ワクチンの摂取時に注意することは?
- 犬の健康状態がいい時に摂取するようにしましょう。犬が病気で体調が悪いときにワクチンを摂取すると健康時に摂取した時にはでない副作用がでることがあるので注意が必要です。
これらのワクチン接種後には、激しい運動や移動、シャワーなども控えないとなりません。
可愛いペットを守ってあげるためにも、毎年1回のワクチン接種義務を怠らないでください。
犬の抜け毛の対処方法はありますか?
- 犬の被毛は、暖かくなると涼しい夏毛に生え変わり、寒くなる前に防寒に適した冬毛に生え変わるといった感じで、季節に合わせて過ごしやすい被毛に変化しています。
犬の抜け毛は抑えることはできません。
犬の抜け毛による不快感は、ブラッシングをこまめにしてあげることで、最小限にすることができます。
犬とのスキンシップとして毎日ブラッシングをしながら、自然な脱毛かそうではないかををチェックするようにしましょう。病気の早期発見にもなります。
いつもよりたくさん毛が抜ける時は、注意してください。異常に毛が抜ける原因としては、ノミやダニ、皮膚のアレルギーやホルモン異常、カビなどが考えられます。
しつけの良い方法はありますか?
- 元々、犬は野生で集団生活をしており、それぞれの集団には群れを統率するリーダーが必ずいました。
飼い主は、犬にとってのリーダーです。リーダーの言うことは絶対で。リーダーからほめられることは、とてもうれしいことなのです。
良い行動をした時はどんなに小さな事でも褒めましょう。どんな行動をしたら褒めてもらえるのか犬もスムーズに理解できます。悪いことをした時はしっかり叱りましょう。何に対して叱られているのかを分からせるためにもイタズラをしている最中すぐにその場で注意しなければ犬は何についてしかられているのかわかってくれません。犬のリーダーとなり、良いことはほめ、悪いことはしかり、暴力は振るわず、根気よくやるという心構えを持ちましょう。
トイレをしかっりと覚えさせるには?
- 犬は、本来とても綺麗好きな動物なので、トイレと寝る場所は分けて生活していました。この習性を利用して上手にトイレを覚えさせましょう。
(1) まずはトイレのサインを知ることです。犬は、食後・遊んだ後・目が覚めた後・目が覚めた後にトイレに行くことが多いです。犬がソワソワしだしたら、「オシッコ」と声かけをしながら、トイレへ誘導します。うまくできたら、必ずほめてあげましょう。
(2) トイレの場所は固定します。どこですればいいのか分からずに混乱してしまいます。常に、同じ場所に置いて覚えさせましょう。 トイレには、自分の尿のにおいがついたシーツや、新聞紙などを残しておいてトイレに誘導しやすくします。排泄中にもトイレの正しい位置へ犬を動かしてください。足の裏でペットシーツの感覚を覚えます。出来たらかならずほめましょう。
(3) 叱らずに根気よくやりましょう。たとえ叱っても「トイレ以外の場所でした事」が理由とは認識できません。
犬が怖がったり、隠れて排泄することもあるので排泄のしつけで叱るのはやめましょう。そして上手にできたら必ずほめることです。
散歩がうまくできない。
- 飼い主の指示通り歩く練習をしましょう。飼い主が犬より上位に立っていることを示す必要があります。
脚側行進に挑戦してみて下さい。まずは飼い主の真横を歩く練習で、おやつで気を引かせ飼い主に注目させながら歩き、飼い主よりも前へ出ないようにさせます。
飼い主より先に進んだらすぐに方向転換をし、進んでた方向の逆を進みます。犬にリーダーシップを取らせずに思い通り進めないことを理解させます。
飼い主は常に真っ直ぐ前を見て歩くようにしましょう。この方法は拾い食いの防止にもなります。